ローソン入荷時間の新常識【2024最新】3軒ハシゴを卒業する「品出しラグ」逆算術
「仕事帰りに寄ったローソンで、お目当てのスイーツ棚がガランとしている……。仕方なく次の店へ向かったけれど、そこも売り切れ。結局3軒ハシゴして、手ぶらで帰宅した時のあの徒労感、私も店長時代に何度もお客様の申し訳なさそうな顔として見てきました。」
せっかくの自分へのご褒美を台無しにしたくないですよね。実は、ネットに溢れている「コンビニは1日3回配送」という情報は、もう古くなっています。2024年の物流改革により、ローソンの入荷ルールは劇的に変わりました。
この記事では、元ローソン店長の視点から、最新の「1日2便体制」の仕組みと、トラックが到着してから棚に並ぶまでの「空白の1時間」を読み解く方法を伝授します。この記事を読み終える頃には、あなたはもう無駄足を踏むことなく、狙いすました1軒で最高のご褒美を手にできるようになっているはずです。
[著者情報]
ケンジ/元ローソン店長・コンビニ物流コンサルタント
ローソン加盟店で10年間店長を務め、現場の最前線で在庫管理と品出しを指揮。現在は物流2024年問題が小売店に与える影響を専門に調査・発信中。「現場を知る人間だから書ける、忖度なしの攻略法」をモットーに、消費者がスマートに買い物をするための知恵を届けている。
なぜ「いつ行っても無い」のか?2024年から変わったローソンの配送ルール
「以前はお昼前に行けばお弁当が揃っていたのに、最近は棚が寂しい気がする……」その直感は正しいです。
現在、ローソンを含むコンビニ業界は「物流2024年問題」という大きな転換期にあります。ドライバーの労働時間規制に対応するため、ローソンは2024年3月までに、お弁当やスイーツなどの「チルド・定温商品」の配送を、従来の1日3回から1日2回へと全国的に集約しました。
1日3回から2回への配送回数の削減こそが、ミキさんが「いつ行っても商品がない」と感じる最大の原因です。以前は「深夜・朝・午後」の3回に分けて細かく補充されていましたが、現在は「深夜〜早朝」と「午後」の2回にまとめられています。つまり、かつて存在した「お昼前の補充」が消滅、あるいは午後便に統合されたため、お昼休みの時間帯に在庫が薄くなりやすくなっているのです。
物流2024年問題に端を発する「1日2便体制」への移行という構造的な変化を理解することが、争奪戦を制する第一歩となります。
【カテゴリー別】狙い目時間はここだ!元店長が教える「勝利のスケジュール」
配送が1日2回になったからこそ、実は「狙い目の時間」は以前よりも固定され、予測しやすくなりました。ここで重要なのは、「トラック到着時刻 = 商品が買える時刻」ではないということです。
トラックが店に到着してから、店員さんが検品を行い、古い商品を整理しながら新しい商品を並べる「先入れ先出し」の作業には、どうしても30分〜60分程度の「品出しタイムラグ」が発生します。このラグを逆算した、カテゴリー別の必勝スケジュールがこちらです。
1. 新作スイーツ(Uchi Café)
- 推奨来店時刻:15:30 〜 16:30
- 解説: スイーツやデザート類は、午後の「2便目」で届くのが通例です。多くの店舗では14時〜15時頃にトラックが到着しますが、そこから品出しが終わる15時半以降が最も種類が豊富に揃う「黄金時間」となります。この時間を狙えば、もう「棚が空っぽ」という光景に落胆することはありません。
2. 火曜日の新商品(おにぎり・パン・お弁当)
- 推奨来店時刻:月曜深夜 24:00 〜 火曜早朝 7:00
- 解説: ローソンの新商品は毎週火曜日に発売されますが、商品は月曜深夜の「1便目」で届きます。深夜営業の店舗なら日付が変わった直後、オフィス街の店舗なら火曜の朝一番が最も確実です。
3. 盛りすぎチャレンジ(キャンペーン激戦品)
- 推奨来店時刻:店舗掲示の「入荷予定時間」+ 1時間
- 解説: 注目度の高いキャンペーン品は、店舗が独自に入荷時間を貼り出していることがあります。しかし、その時間ぴったりに行っても、商品はまだバックヤードの箱の中。店員さんの作業負担を考え、1時間ほど余裕を持って訪れるのが「デキる客」の立ち回りです。
店員さんに聞かずに「入荷ルートの順番」を見極める3つの裏ワザ
同じ「午後便」でも、14時に届く店もあれば16時に届く店もあります。これは、1台のトラックが複数の店舗を回る「ルート配送」を行っているためです。自分の通う店がルートの「早い方」か「遅い方」かを知るための、元店長ならではのチェックポイントを紹介します。
- 「値引きシール」が貼られる時間をチェック
コンビニでは配送の直前に、期限が近い商品の値引きや撤去作業を行います。毎日14時頃に値引きシールが貼られている店なら、その直後にトラックが来る「ルートの早い店」である可能性が高いです。 - 店内の「空き箱(オリコン)」の有無
店内の隅やレジ横に、空になった配送箱(折りたたみコンテナ)が積み上がっていませんか? それがあれば、つい先ほど品出しが終わったばかりの証拠。その時間を覚えておけば、次回の必勝パターンが作れます。 - トラックの向きと駐車位置
いつも同じ時間にトラックが停まっているなら、その店の入荷時間は極めて安定しています。逆に、日によって時間がバラバラな場合は、ルートの終盤で交通状況の影響を受けやすい店舗かもしれません。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: 自分の通う店舗の「クセ」を掴むには、まずは週に3回、同じ時間に棚を覗いてみてください。
なぜなら、コンビニの物流は非常にシステム化されており、一度ルートが決まれば大幅に時間がズレることは少ないからです。3軒ハシゴする労力を、1軒の「観察」に充てるだけで、あなたの勝率は劇的に上がります。この知見が、あなたの成功の助けになれば幸いです。
📊 比較表
表タイトル: 配送ルート順の見極めチェックリスト
| チェック項目 | 観察ポイント | ここが「ルートの早い店」のサイン! |
|---|---|---|
| 値引きシール | シールが貼られる時間 | 14時〜15時頃にシールが貼られ始めている |
| 空き箱(オリコン) | 店内の隅の状況 | 青いプラスチックの空き箱が積み上がっている |
| トラックの駐車 | 毎日同じ時間の状況 | 毎日決まった時間にトラックが停まっている |
よくある質問:争奪戦商品は「予約」や「取り置き」ができるって本当?
最後に、ミキさんのような熱心なファンからよく受ける質問にお答えします。
Q:どうしても欲しい新商品、電話で取り置きをお願いしてもいいですか?
A:原則として、ローソンでは取り置きを推奨していません。
特にキャンペーン品や数量限定のスイーツは、公平性を期すために「店頭販売のみ」としている店舗がほとんどです。ただし、日常的に利用している店舗で、店員さんとコミュニケーションが取れている場合、入荷時間の目安を教えてもらうことは可能です。忙しいレジ対応中を避け、品出しが落ち着いたタイミングで「いつも売り切れていて……何時頃ならありますか?」と謙虚に聞いてみましょう。
もう無駄足は踏まない。賢く回って「ご褒美スイーツ」を確実にゲットしよう
2024年の最新物流事情を知ることで、ミキさんの「3軒ハシゴの悲劇」はもう過去のものになります。
- 1日2便体制への変化を理解し、お昼前の補充がないことを知る。
- トラック到着+60分の「品出しラグ」を計算して来店する。
- 自店舗のクセ(値引きシールの時間など)から、自分だけの必勝時刻を特定する。
仕組みを知れば、コンビニはもっと便利で、楽しい場所に変わります。明日からは、もうハシゴする必要はありません。狙いすました1軒で、最高のご褒美を手に入れてくださいね。
[参考文献リスト]



